「家で見る」再生時に表示されるエラーコードについて(Android/Fire OS)
はじめに
DiXiM Play シリーズの再生機能について
DiXiM Play シリーズの再生機能はデバイス自身の再生エンジンを使用しております。
AndroidデバイスやAmazon Fireデバイスは、基本的にプログレッシブ方式のH.264/MPEG-4 AVCの再生をサポートしておりますが、インターレース方式のコンテンツはデバイスの機種によっては再生サポートしておりません。
その為、アプリのデフォルト設定では、プログレッシブ方式のH.264/MPEG-4 AVCのみを再生対象としています。
インターレース方式のコンテンツは番組タイトルをグレーアウト表示し、再生対象とならないようになっていますが、アプリの設定で変更可能です。
レコーダーとのDTCP-IP通信について
著作権保護されたテレビ番組の再生の際、レコーダーとアプリがインストールされたデバイス間で相互に機器認証を行った上で暗号化通信を行っています。
また、DTCP-IP通信でのデータ量も膨大になるため、ネットワークの状態による影響は大きくなります。
そのため、Wi-Fi環境でインターネット上のwebサイト閲覧や動画配信サービスの視聴では問題なくても、DiXiM Playで再生エラーが発生する場合があります。
再生エラーの時に表示される主なエラーコード
2000台
レコーダーとのネットワーク接続環境に起因するエラーコードです。
以下を見直すことで解消される場合があります。
- レコーダーやネットワーク機器の電源断からの完全再起動(動作状態のリフレッシュ)
- Wi-Fiルータの設置場所や設定を見直す
- Wi-Fiルータのバンド帯(電波の周波数帯)の変更
2007
テレビ番組の再生開始時、レコーダーとアプリがインストールされたデバイス間で相互に機器認証を行う際、Wi-Fiの電波状態や、レコーダーの動作状態の影響でタイムアウトエラーが発生しています。
2008
暗号化されていないWi-Fi環境下で、テレビ番組の再生をしようとした場合に発生するエラーコードです。
WEP, WPA, WPA2のいずれかの暗号化通信方式で通信するよう、Wi-Fiルータの設定を変更してください。
2100
レコーダーからの応答が無い場合に発生するエラーコードです。
レコーダーの電源が入っていない、またはネットワークに接続されていない可能性がありますが、レコーダーのサーバー機能の動作状態が不安定であることも考えられます。
レコーダーやネットワーク機器の電源断からの完全再起動を実施し、機器の動作状態をリフレッシュしてください。
2101
本エラーコードより、レコーダーのアクセス設定で、デバイスからのアクセスが「許可」設定となっていない、デバイスのMACアドレスが登録されていないことが考えられます。
レコーダーの取扱説明書を参照の上、設定の見直しをしてください。
3000台
通常の利用においては、滅多に発生しないエラーコードになります。
3000台のエラーコードより、レコーダーから配信されたデータが破損していることが考えられます。
アプリの設定では回避できません。
4000台
ビデオストリーム(映像データ)のデコードや描画ができない時に発生するエラーコードになります。
以下の状況が考えられます。
- お使いのデバイスでサポートされていない形式のビデオフォーマット
- お使いのデバイスのファームウェアの不具合
DiXiM Play シリーズの再生機能はデバイス自身の再生エンジンを使用しております。
デバイスに依存するエラーなので、アプリ側で根本的な解消はできませんが、アプリの設定では回避できる場合があります。
レコーダーの多くは、テレビ番組のネットワーク配信用に複数の画質を公開しています。
レコーダーで公開・配信されている別の画質を選択することで、本問題が回避される場合があります。
その他、Android/Fire OSの設定より、デバイスシステムのアップデートが無いか確認してください。
5000台
オーディオストリーム(音声データ)のデコードなどができない時に発生するエラーコードになります。
回避方法などについては、エラーコード4000台の内容に準じます。