6つのモノラルファイルをそれぞれのパンに分けて、 5.1チャンネルファイルを作成することはできますか。
以下の操作により、6つのモノラルファイルから 、5.1チャンネルのサラウンドファイルを作成いただけます。
操作手順
- プルダウンメニュー「ファイル」より[新規作成]を選択します。
ダイアログボックス「ドキュメントのタイプを選択してください。」が表示されますので、「マルチチャンネル」を選択します。 - 「ファイル」より「読み込み」を選択して、利用するモノラルファイルを一つ選択して、[開く]をクリックします。
トラック1に波形が読み込まれ表示されます。 - 「操作2」 を繰り返して、他のファイルの読み込みをおこない、6トラック分のトラックウィンドウを表示します。
※キーボードのCtrlキーを押しながら選択すると、まとめて読み込みすることが可能です。 - プルダウンメニュー「表示」より「サラウンドパンナー」を選択して、サラウンドパンナーウィンドウを開き、各トラックのパンニング設定をします。
既にサラウンドパンナーウィンドウが表示されている場合は、プルダウンメニューより選択の必要はありません。
下記の設定例を参考にお試しください。
(設定例)
※サラウンドパンニングエリアでは、上が「前方」、下が「後方」となります。
※トラックウィンドウの「トラックNo.」が、グレーアウトしている場合は、クリックして点灯表示させてください。- トラック1をFront Leftに設定:パンニングポイントを左斜め前方に移動させます。
- トラック2をFront Rightに設定:パンニングポイントを右斜め前方に移動させます。
- トラック3をCenterに設定:パンニングポイントを前方に移動し、センターボリュームスライダーを100%にします。
Center以外のスピーカーアイコンをクリックし、ミュート状態(グレーアウト)にします。 - トラック4をLfeに設定:全てのスピーカーアイコンをクリックし、ミュート状態(グレーアウト)にします。
「LFE」のカットオフ周波数を120Hz、ボリュームスライダーを100%(中央)にします。 - トラック5をSurround Leftに設定:パンニングポイントを左斜め後方に移動させます。
- トラック6をSurround Rightに設定:パンニングポイントを右斜め後方に移動させます。
- プルダウンメニュー「ツール」より「トラックデータのミキシング」を選択します。
ミキシング処理された 5.1チャンネルのトラックデータが表示されます。 - 「ファイル」より「書き出し」を選択します。
ファイル名を入力して、保存したいファイル形式を「ファイルの種類」より選択し、[保存]をクリックします。
手順は以上です。
※パンニングやミュートの操作については「ヘルプ」の「目次」から情報をご覧いただけます。
[基本編] – [ミックスダウン] – [モノラル/ステレオ/5.1chトラック共通の便利な機能]
※センターボリュームやサブウーハー(LFE)については「ヘルプ」の「目次」から情報をご覧いただけます。
[基本編] – [ミックスダウン] – [サラウンドパンナーの5.1chトラックの場合]