「再生できないコンテンツです」メッセージと”0x”から始まる16進数のエラーコードが出て、再生できません (Windows版)
再生エラーメッセージの対応について
再生エラーの時に表示される主なエラーコード
“0x”から始まる16進数のエラーコードは、Windows側から返却されるシステムエラーです。
エラーコードより、何らかの要因で利用している環境が著作権保護されたコンテンツの再生に対応していない、あるいは、PMP(Protected Media Path:Windowsに搭載されている著作権保護機能)が機能しないため再生できない状況とシステム側が判断していることが推察されます。
0xC0262513
OS側により、ディスプレイがHDCPに対応していないと判定されている模様です。
DiXiM Play U Windows版はHDCP対応ディスプレイ環境が必須です。
HDCP対応ディスプレイを使用中の場合は以下を試してみてください。
- ディスプレイケーブルの挿し直しや交換
- パソコン本体、またはディスプレイに入力・出力端子が複数ある場合は、別の端子に挿しなおす
- ディスプレイ切替器を使用している場合は、切替器の使用を止める
- HDMI変換ケーブルを使用している場合は、変換ケーブルの使用を止める
0xC026251E
OS側により、GPUドライバーの内部処理で予期しないエラーが発生したと判定されている模様です。
WindowsアップデートやGPUドライバーの更新がきっかけでエラーが発生するようになった可能性があります。
以下を試してみてください。
- 再度 Windows アップデートや GPUドライバーの更新を実施(前回、更新処理自体が失敗していた可能性があるため)
- Windows システムの復元(Windows アップデート適用前に戻す)
- GPUドライバーの別バージョンのものを適用する(中にはGPUドライバーバージョンを以前のものに戻すことで解消される場合があります)
※”0xC026251E“はAMD製GPU搭載パソコンにてHDMI出力の際、発生する場合もあります。
申し訳ありませんが、AMD製GPUは動作サポートしておりません。
0xC00D7159
OS側により、著作権保護のポリシー的に、ディスプレイは対応していないと判定されている模様です。
- ディスプレイケーブルの挿し直しや交換
- パソコン本体、またはディスプレイに入力・出力端子が複数ある場合は、別の端子に挿しなおす
- ディスプレイ切替器を使用している場合は、切替器の使用を止める
- HDMI変換ケーブルを使用している場合は、変換ケーブルの使用を止める
※”0xC00D7159“はノートパソコンの外部出力を使用の際、発生する場合があります。
その場合は、ノートパソコン本体側のディスプレイで再生してください。
0x80004005
E_FAIL エラー「未指定のエラー(Unspecified Error)」を意味します。
OS側では、具体的な原因が特定できない状況です。
※明確な解決方法はありませんが「エラーコードの解消について まとめ」セクションの内容を試すことで、エラーが解消される可能性はあります。
0x80070005
Win32 エラーコードで、内部的にファイル・フォルダにアクセスする権限が無いか制限されている状況です。
OS側では、具体的な原因が特定できず、何らかのきっかけで内部的にシステムファイルが破損している可能性もあります。
※明確な解決方法はありませんが「エラーコードの解消について まとめ」セクションの内容を試すことで、エラーが解消される可能性はあります。
0x8000FFFF
「予期しないエラー(Unexpected Error)」を意味します。
デジオンでは、ARMアーキテクチャのプロセッサが搭載された環境で、PMP(Windowsに搭載されている著作権保護機能)が動作せず、該当エラーが発生することを確認しています。
アプリの動作環境要件を満たしたパソコンでご利用ください。
エラーコードの解消について まとめ
以下を試すことで、エラーコードが解消される可能性はあります。
(エラーコード:0x8000FFFF を除く)
- Windows 再起動
- ディスプレイケーブルの挿し直しや交換
- パソコン本体側、あるいは外部ディスプレイ側入力・出力端子の変更
- ディスプレイ切替器を使用している場合は、切替器の使用を止める
- HDMI変換ケーブルを使用している場合は、変換ケーブルの使用を止める
- ノートパソコンで外部ディスプレイに出力している場合は、内蔵ディスプレイで再生する
- GPUドライバーの別バージョンのものを適用する(中にはGPUドライバーバージョンを以前のものに戻すことで解消される場合があります)
- Windows アップデートで最新の状態にする
- Windows アップデート後エラーが発生するようになった場合は、システムの復元を実施する(ロールバック)
- Windows の再インストール
「MPEG-2 ビデオ拡張機能」の再インストール
「MPEG-2 ビデオ拡張機能」のインストーラーをダウンロード、再インストールを実施することで、再生エラーが解消される場合があります。
DiXiM Play U Windows版 ご利用環境に関するご注意
DiXiM Play U Windows版をご利用の際は、インストールするパソコンのスペックがアプリ動作環境の要件を満たしていることのご確認をお願いいたします。
動作環境の要件について
テレビ番組は著作権保護のため、コンテンツデータが暗号化されております。
DiXiM Play U Windows版では、著作権保護されたテレビ番組の再生機能を実現するために、アプリ動作環境の要件を厳しく規定させていただいております。
要件を満たしていない環境でのインストールは可能ですが、アプリの動作サポートにつきましては困難となりますこと、ご理解いただきたく存じます。
OS | |
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Windows 11 Home 日本語版 / Windows 11 Pro 日本語版(64bit) | |
Windows 10 Home 日本語版 / Windows 10 Pro 日本語版(各32bit / 64bit) | |
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CPU | |
Intel® Core™ i3 第8世代(8xxx)以上 | |
Intel® Pentium® 第8世代(G5xxx)以上 | |
Intel® Celeron® 第8世代(G49xx)以上 | |
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メモリ | |
4GB以上 | |
ディスプレイ | |
1024×768ピクセル以上、High Color以上 | |
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ネットワーク環境 | |
LAN | 100BASE-T以上、またはWi-Fi IEEE802.11ax/ac/n/a/g(WEP以上の暗号化通信が出来ること) |
インターネット | アプリケーションのインストールやライセンス認証、「外で見る」機能(宅外からのリモート視聴)で必要 |
※ご利用のパソコンが、DiXiM Play U Windows版動作環境の要件を満たしている場合でも、完全な動作保証は出来かねますこと、ご了承ください。
テレビ番組の再生について
DiXiM Playシリーズの再生機能はデバイス自身の再生エンジンを使用しておりますため、アプリのご利用環境によっては再生動作に差異が発生する場合があります。
DiXiM Play U Windows版は、PMP(Windowsに搭載されている著作権保護機能)を使用して、著作権保護されたテレビ番組を再生しております。
Windowsアップデートやドライバーバージョンについて
PMPの動作につきまして、Windows のシステム状態やGPUドライバーに依存しているため、アプリのご利用環境が動作環境の要件を満たしている場合でも、OSやGPUドライバーアップデートなどシステム環境の変更に影響を受ける場合があります。
AMD製GPUでの動作について
AMD製GPUの多くは、PMP が動作せず、エラーコード”0xC026251E”でテレビ番組の再生が正常にできない場合があることを確認しております。
申し訳ありませんが、以下のグラフィック環境は、動作サポートをしておりません。
また、今後の対応予定はありません。
- Ryzen内蔵GPU
- Radeonシリーズ
AMD製GPU環境においてテレビ番組の再生が可能でも、OSやGPUドライバーアップデートなどシステム環境の更新後に再生不可となる可能性がありますので、ご留意願います。